あやこさんの感想・レビュー

若きウェルテルの悩み (新潮文庫)

著者 : ゲーテ 高橋義孝

• 新潮社 (1951年3月2日発売)

　ウェルテル悩んでるな〜。ウェルテル若いな〜。まんまタイトルの通りの感想が口をつく。もうこうゆうのに感動できるみずみずしい心は失われてしまってるんだなあ。もっと早く読めばよかった。
　許嫁者のいる美しいロッテに恋をし、遂げられぬ恋だと知って苦悩し続けるウェルテル。その思い詰め方は尋常ではなく、最終的には自害という道しか見いだせなかった。
　しかしウィルヘルムくんに労いの言葉をかけたくなる。鬱々としたその内容も内容やし、頻度えぐい。

感想投稿日 : 2017年3月13日

読了日 : 2017年3月12日

本棚登録日 : 2017年3月12日