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読書記録とその感想。
レビュー by あやこさん
ロシア語通訳者である米原さんによる、常識を覆すエッセイ。
米原さんは通訳者としてさまざまな国を訪れているし、さまざまな人々と交流を持っていて、その経験からご本人が思わず「ほほー」と唸ったエピソードがたくさん載せられている。
常識というのは環境によって作られた幻なんだなあと痛感する1冊。
作中におもしろいなぞなぞがあったので引用します。
『サウジ・アラビアの王子様の一人が日本を訪れ、たまたま目にした車に心底惚れ込んでしまった。
「豪奢で華やかで気品があて威厳がある。これぜ余が捜し求めていた理想の車じゃ」
というわけで、さっそく買い求め、今も国で愛用しているという。たしかに一切の先入観なしにみるならば、王子様の用いた形容詞はこの車を描写するのにピッタリかもしれない。でも、おそらく日本人には、この車を毎日乗り回す気は絶対におこらないだろうと思う。さて、この車は何でしょう。』
レビュー登録日 : 2011年04月04日
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