泣きながら一気読み。
叩かれても、蹴られても、子供は親が好き。親に褒められたくて、「いい子だね」って言われたくて、どうしたらそうなるだろうって、小さい体で、いっぱいいっぱい考える。
夕方5時まで家に帰らせてもらえない子、自分だけ、「ちゃん」付けで呼んでもらえない子、何をしても怒られる子。
みんな、原因は自分にあるのだと考え、どうすればいいのだろうと、その小さな体でいっぱいいっぱい考える。そして、一生けんめい直そうとする。
子どもは、私が考えていたよりも、ずっと賢くて、強い。けれど、やっぱり繊細で、大人の私より、ずっと壊れやすい。
こんな当たり前のことに、この作品を通して、とっても大切なことに思い至ることができた。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
中脇初枝
- 感想投稿日 : 2012年12月25日
- 読了日 : 2012年12月14日
- 本棚登録日 : 2012年12月25日
みんなの感想をみる
コメント 2件
まろんさんのコメント
2012/12/26
HNGSKさんのコメント
2012/12/27