小さな頃から妖怪が見える夏目。
結界から放たれた招き猫を依り代としたニャンコ先生。
夏目の祖母である「レイコ」が勝負をして打ち負かした妖怪との
契約書となる「友人帳」にある名前を妖怪たちに返してあげるために
日々体力勝負で奮闘したり、ニャンコ先生にこっそり命を狙われたり[笑]
見えないものが見えるために、人に疎まれ、拒まれ
寂しい想いを抱える夏目と妖怪たちとの間に芽生える
優しい想いや繋がりが切なくあったかい。
そして何より、猫ぢゃないっと言いながらもついつい
ねこじゃらしを見ると遊んでしまったり、まぁるいフォルムで
とてとてと走るニャンコ先生がたまらなくかわいいっっ!!
目に見えなくても太古の昔からそこにあった
畏れ敬うべき神聖な自然と妖の世界が静かに美しくて、
これからのお話もすごく楽しみ。
読書状況:読み終わった
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■ 読了本
- 感想投稿日 : 2013年6月21日
- 読了日 : 2013年6月21日
- 本棚登録日 : 2013年6月21日
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