最後から二番目の恋

  • 扶桑社 (2012年3月23日発売)
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本棚登録 : 41
感想 : 7
5

鎌倉を舞台に泣いたり笑ったり、恋したり、悩んだり。
どこを取り出しても最高の、大人の切なさと寂しさと、
愛しさとおかしみがいっぱい。

千明と和平のポンポン飛び交う会話のテンポの良さ、
面白さ、すべてが絶妙で、活字で楽しむ醍醐味に加えて、
ドラマの映像も鮮明に頭の中で再生されるので
倍以上のお得感と楽しさ!

男と女。
惹かれあう生き物にして理解しえない壁もあり。
思考も趣向も違う2人が、恋という共通意識のみで
1つになろうという、人生最大の難題。
分からなくて悩み、解り合えず苛立ち、
でも、分からないから愛おしい。

「淋しくない大人なんているだろうか。」
人が恋しいと思う気持ちは、切ないけれどあったかい。
「ながくら」の和やかな空気とおいしいご飯、いいなぁ♡

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ■ 読了本
感想投稿日 : 2014年4月18日
読了日 : 2014年4月18日
本棚登録日 : 2014年4月18日

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コメント 3件

猫丸(nyancomaru)さんのコメント
2014/04/21

「ドラマの映像も鮮明に」
元は何時ごろの作品でしょうか?(鎌倉が舞台なら見てみたいナと思っています)

山本 あやさんのコメント
2014/04/21

nyancomaruさん♡

最初のドラマは2012年です[*Ü*]
鎌倉の素敵な風景やカフェ、名所のシーンも
どれも素敵で、漫才さながらのやりとりと
年を重ねていくことのおかしみと切なさのバランスが
絶妙でとっても素敵なドラマです♡

猫丸(nyancomaru)さんのコメント
2014/04/24

「最初のドラマは2012年です[*Ü*]」
今、続編放送しているコトを知りました。んーーータイミング悪し。。。

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