短編少年 (集英社文庫)

  • 集英社 (2017年5月19日発売)
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本棚登録 : 1194
感想 : 70
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どの話もすごくおもしろかったのだけど、なかでも好きだったのは
山崎ナオコーラさんの「正直な子ども」と小川糸さんの「僕の太陽」
前者はこうも子どもというか、人間の卑しさを正直に書くかと感嘆したほど。後者は涙があふれた。喪失と再生、そしてやはり小川糸さんが描くベルリンは魅力的。
あとどこかで読んだ気がするけど伊坂幸太郎さんの「逆ソクラテス」これはオチがすき。あのヒーローの安斎の描かれなかった苦悩。
再読だったけど朝井リョウくんの「ひらかない蛍」は何度読んでも泣ける。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: アンソロジー
感想投稿日 : 2017年10月20日
読了日 : 2017年10月20日
本棚登録日 : 2017年5月2日

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