どの話もすごくおもしろかったのだけど、なかでも好きだったのは
山崎ナオコーラさんの「正直な子ども」と小川糸さんの「僕の太陽」
前者はこうも子どもというか、人間の卑しさを正直に書くかと感嘆したほど。後者は涙があふれた。喪失と再生、そしてやはり小川糸さんが描くベルリンは魅力的。
あとどこかで読んだ気がするけど伊坂幸太郎さんの「逆ソクラテス」これはオチがすき。あのヒーローの安斎の描かれなかった苦悩。
再読だったけど朝井リョウくんの「ひらかない蛍」は何度読んでも泣ける。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
アンソロジー
- 感想投稿日 : 2017年10月20日
- 読了日 : 2017年10月20日
- 本棚登録日 : 2017年5月2日
みんなの感想をみる