テイルズ オブ グレイセス 特典 「スペシャルDVD(ヴェスペリア着せ替え衣装ダウンロードコード同梱)」&「特製ポストカード」付き - Wii

  • ナムコ
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感想 : 7
5

最終パーティは、アスベル・ソフィ・パスカル・ヒューバート。
完全に個人的趣味によるメンツです。バランスなんて関係ないさ!
プレイ時間はラスボス前で107時間(寝オチ有)で、レベル64。
ようやっと主役できたよ櫻井さんってことで楽しみにしてました(レジェの時は涙で前が見えなかったよ…ワルちん…)
戦闘システムはヴェスぺリアに並んで凝っていて技を極める爽快感があって楽しいです。
慣れるまでは難しいですが、慣れれば簡単に派手な技を連発出来ます。
TP制ではなくてCC制なのですが、そこは上手い具合に制限をつけてくれているので適度な難易度があって楽しい。
ステップで敵の攻撃をギリギリでかわすスリルも戦闘の醍醐味。
ただ後半一部の敵(繭の中とラスダンの下層)の一撃の重さと、堅さは本気で泣きそうでした…。
喰らうダメージでかいわ、頻繁に防御するからダメージ入らないわで、毎回ボス戦並みの時間をかけていたのはきっつい。
戦闘終了時のかけあいは凝っていて面白かった。
アスベルの「つまらぬものを斬ってしまった、…なんてな」がかわゆかったです。
シナリオはなかなか終盤まで盛り上がりがないように感じたのは主人公であるアスベルが物語を動かす役ではなかったからなのかな、と。
確かに主人公なんだけど、動く目的が自分を中心にするのではなくて、誰かの意思を達成するためなので、存在が薄くなってしまっている気がしました。
後、青年期入ってからのシェリアの一方的なアスベルに対しての責めっぷりは見ていていらっときた。
これは人それぞれというか、どっちの立場から見るかによると思いますが。
途中のムービーでの王子VSヒロインにぽけーっと口あけて呆然としてる兄弟にはふきだしました。
グレイセスのヒロインはアスベルなのかと(笑)
アスベルとソフィのどっちがどっちを守るのかで揉めてる様子は見ていて微笑ましかったです。
でも、主人公の考え方というか在り方がブレてなくて且つ矛盾がなかったからプレイしていていらっとくることがなかったし、締め方は良かった。
シリーズでは一番人間が良くできた主人公ではなかろうか。
感情で先走ることなく、時には一歩引いた所で状況を見て判断出来る所は珍しい主人公。
幼少時代がかなりガキ大将だっただけに青年時の大人っぷりにギャップを感じるものの、それだけ彼の中であの事件は大きかったんだと考えると納得出来るかなと。
ラスボスとの会話と、最後の言葉には不覚にも涙が。
「守る強さを知る」というテーマをきっちりと描ききっていたと思います。
ヴェスぺリアの時の不満点が改善されていたのは嬉しかった。
重大なバグが多いのと、DL商法だけはなんとかしてほしいですが、最初から最後まで楽しませて頂きました!

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: RPG
感想投稿日 : 2009年12月15日
読了日 : 2009年12月15日
本棚登録日 : 2009年12月15日

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