ケトル VOL.16

  • 太田出版 (2013年12月14日発売)
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感想 : 10
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やっぱりタモリが大好き!
タモリ特集。

今、日本人に一番うける男タモリ。
あの惚けた表情に皆が安心するんだろうね。
今年3月で終了した「笑っていいとも」が32年の歴史に幕を下ろし、その後、いろんな媒体に特集され、さらにタモリ人気が高まった感じ。
この雑誌もそういう流れである。

まあ、知っている内容もあるかもしれないが、
タモリ好きなら常識トリビア集を3つお届けする。

①テレフォンショッキングは当初、「タモリが大ファンの伊藤つかさまで芸能界交友関係をつなげてたどりつけるか」という企画だった。

②最初は普通のメガネをかけていたが、高平哲郎が「素顔は迫力がないから」と私物であるレイバンのサングラスをかけさせ、それ以降定着。

③テレフォンショキングのお友達紹介でゲストの泰葉が誤って一般会社に電話してしまったところ、次の日は間違い電話に出た女性会社員が出演した。

最後にこの雑誌で一番心に響く言葉を紹介。


”最高のサラリーマン。
松岡正剛さんはいう、「タオリの芸は仕込まない」。
だから誰がゲストでも、どんなハプニングがおこっても、
その場で対応してしまう。
まるで、ジャズミュージシャンのようなインプロビゼーションを
作り出す。なにしろ、その伝説の「イグアナ」だってジャングル風呂で赤塚不二夫に面白いことやれって言われて、背景のジャングルにあわせてとっさに生まれた芸なのだ。
そんなタモリさんは秋葉原が好き。「過去を振り返らない街」だから。絶えず変化する状況に自分をミックスして、クリエイティブな表現を作り出すタモリさん。
まさに時代の変化に対応して次々イノベーションを生み出して来た。それってビジネスマンに求められる姿勢そのもの。
タモリさんは最高のビジネスマンだ!”

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 社会
感想投稿日 : 2014年12月5日
読了日 : 2014年12月3日
本棚登録日 : 2014年12月5日

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