BLだと思って読んだらJuneだったっていうのは嬉しい誤算。副題にふさわしく深々と降り積もる雪のように静かな物語でした。
確かに主人公の気持ちは激しく揺れているしエピソードもしっかり詰まってるんだけど、本当に日常の些細な積み重ねだし、佐々井も伊勢崎も感情表現が不器用すぎてどっからが同情でどっからが恋愛感情なのかすごくわかり辛い。
そして書き下ろし続編が伊勢崎の過去の恋愛の清算に費やされていたりする。この続編は恋愛の代償と言うには重すぎるだろと思いつつ、すごく好きです。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説【BL】
- 感想投稿日 : 2010年9月30日
- 読了日 : 2010年9月29日
- 本棚登録日 : 2010年9月30日
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