コーチングがどういうものかというのを実際に親子の会話を例にして説明された分かりやすい本でした。
コーチングを使っていない親子の会話が最初に載っています。
これ、多くの親がこうなるんじゃないかというもの満載。
その後にコーチングを使えばこうなりますよ、というのが載っていました。
まあね、マニュアル通りこんなうまくいかへんやろ~と突っ込んだけど。
それでもたくさん載ってる会話の事例を読んでて、共通するものがあった。
私が感じたのは以下。
☆子供の気持ちを共感する
☆子供の目線になって考える
☆親の都合を押し付けない
☆他人と比べない
などなどです。
もう知っていることもたくさん書いてあったけど、新鮮な一冊でした。
コーチングを受けたママが少しずつ変わっていく様子、子供たちとの会話をねこのマックスが解説しているのも面白い。
さらっと読める本でした。
本からの引用。
☆言葉の持つ意味そのものよりも、目に映るものや声の響きの方がきっと多くのことを伝えています。
きっと、私たちは生まれたときから持っていたのでしょう。言葉を超えた意味を感じ取る力を。親の不機嫌はきっと子供たちに拒絶と受け取られます。笑顔は安心と信頼を生みます。言葉いがいのコミュニケーション、ここにもヒントがありそうですね。
☆相手と話すうちに自分の意見が明確になっていく経験がよくあると思いますが、子供だってそれは同じ。教えるのではなく、考え方の交通整理をしてあげるのが
親の役割なのではないでしょうか?
- 感想投稿日 : 2012年2月10日
- 本棚登録日 : 2012年2月10日
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