経済成長は必要であると思う。しかしこのワードに対する不信感はなんだろう。この本はその感じを著者の視点で述べている。経済成長は必要条件だが、それだけでは国民全ての幸福の十分条件とはいえない。しかし、それは単なる感覚ではなく、経済の(統計的)事実によっても表せるはず。経済は手段であり、レッセフェールにしたところでそれ自身が自律的に幸せを生むわけではない。もう一度経済を我々の手に取り戻す努力をせねばと思う。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
経済
- 感想投稿日 : 2014年2月9日
- 読了日 : 2014年2月9日
- 本棚登録日 : 2014年2月9日
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