裁判官も人間。でも信頼を無くしてはお終いです。 裁判官は、法の世界に生きる人達であり、時々現実離れした支離滅裂な判決を出して、世間を驚かすことがあります。いくつかの事件の例を検証しながら、裁判官の世界の現状を紹介したのがこの本です。
この本の例が全ての裁判官に当てはまるとは思いませんが、裁判官が必ずしも正義の人ではなく、被告と同じ人間であるということは痛切に感じました。
昨年から始まった裁判員制度は賛否両論がありますが、これは世間の常識を裁判に反映させたいという意志の表れであり、そうしなければならないほど裁判官が世間離れしているということなのかなと思いました。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ノンフィクション
- 感想投稿日 : 2010年8月26日
- 読了日 : 2008年5月5日
- 本棚登録日 : 2008年4月29日
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