読んだ本&観た映画等をつらつらと…。
化猫さん
ボブ ライス 大貫 ノボル
扶桑社 (1987年08月)
冒険物
第二次大戦中、ヒトラーの命を受け、米国人傭兵ライカー率いるドイツ特殊部隊は、米メイン州キャスコ湾に潜入。彼らの目的はキャプテンズ島の巨大砲塔を乗っ取り、米輸送船団を壊滅させることだった。それに対抗するのは、才能はあるが実戦経験の無い、米軍駐留部隊...
ブライアン ガーフィールド 村社 伸
扶桑社 (1987年09月)
精神病院に監禁されていたベトナム帰りの殺人犯ドゥガイは、病院を脱走し、自分を精神異常と鑑定した四人の精神科医を拉致、砂漠に放り出した。灼熱の地獄に置き去りにされた四人の運命は?<BR> ネイティブアメリカンの血を引く精神科医マッケンジーが、少年時代の...
ロバート・R. マキャモン J. スキップ
東京創元社 (1998年08月)
ホラー
ジョージ・A・ロメロ監督の死霊三部作の世界観をベースにした、ゾンビ小説アンソロジー下巻。 S・R・ボイエット『パヴロフの犬のように』、B・ホッジ『がっちり食べまショー』、J・R・ランズデール『キャデラック砂漠の奥地にて、死者たちと戯るの記』、D・J・ホッ...
スティーヴン キング C. スペクター
ジョージ・A・ロメロ監督の死霊三部作の世界観をベースにした、ゾンビ小説アンソロジー上巻。 S・キング『ホーム・デリヴァリー』、P・ナットマン『始末屋』、E・ブライアント『地獄のレストランにて、悲しき最後の逢瀬』、G・ヴェイジー『選択』、レス・ダニエルズ...
ジョージ・R.R. マーティン George R.R. Martin
早川書房 (2005年10月)
SF
異星生物の飼育が趣味の男、サイモンが手に入れた新たなペット、サンドキングズ。飼育機の中、飼い主を神として崇め、城を作り、4勢力に分かれて戦争するこの生き物にサイモンは魅了されていくが…。表題作『サンドキングズ』をはじめ、7編の中短編を収録。『フィーバ...
ジェイムズ・H. シュミッツ James H. Schmitz
東京創元社 (1996年11月)
宇宙船ベンチャー号の船長パウサートは、ひょんなことから奴隷となっていた三姉妹を買い取ることに。一筋縄ではいかないこの姉妹、実は惑星カレス出身の魔女だった!彼女達によって大騒動に巻き込まれる船長の運命は…。表紙は宮崎駿。気軽に読めて楽しめる、肩の凝ら...
ダグラス・アダムス 安原 和見
河出書房新社 (2005年09月03日)
元・銀河大統領ゼイフォード率いる一行は、小腹を満たしに「宇宙の果てのレストラン」に向かうが、攻撃を受け離散してしまう。不条理ナンセンス馬鹿SFの続編。アーサーが狙われる理由とか、鬱ロボットのマーヴィンが戦車を食い止めるくだりとか、馬鹿すぎ(褒め言葉...
銀河バイパス建設のため、地球はあっさりと破壊された。友人のフォードが、実はベテルギウスからやってきた宇宙人だったため、運良く?助かった地球人唯一の生き残りアーサーは、宇宙でヒッチハイクするはめに…。不条理ナンセンス馬鹿SF(褒め言葉)。Googleで「人生...
リチャード マシスン Richard Matheson
東京創元社 (2002年03月)
余命わずかと診断されたリチャードは、とあるホテルで見つけたポートレイトに写る女優に一目惚れし、彼女に会うために時間旅行を試みるが…。美しくも哀しい SFラブストーリー。リチャードの兄が出版した、リチャードの手記という形式を取っている。ラストは…切ない...
梶尾 真治 森 流一郎
朝日ソノラマ (2003年06月)
物体を過去に射出する装置、「クロノス・ジョウンター」と、それに関わった人々を描くラブストーリー中短編4編。色々と不完全なタイムマシンと、その制約を活かした内容は面白いが、最初の『吹原和彦の軌跡』を除いた3編は似たようなエンドなので、ちょっと食傷気味...
カート・ヴォネガット・ジュニア 浅倉 久志
早川書房 (1977年10月)
とある事故により、神にも近い全知全能の力を手に入れたウインストン・N・ラムファード。世界一の大富豪だったマラカイ・コンスタントは、ラムファードの手により財産も記憶も失い、太陽系をさすらうことに…。神、運命、人生といったものを問う哲学的SF。ラストは非...
ジェイムズ・カルロス・ブレイク 加賀山 卓朗
文藝春秋 (2005年01月)
禁酒法時代のアメリカを舞台に、二人のおじ、バック、ラッセルと共に犯罪に手を染める主人公ソニー。個性豊かな悪党達と、彼らを慕う女達、そんな彼らが一時の成功を手にし、やがて破滅に向かいひた走る姿を描いた一級品のピカレスク小説。復讐鬼と化した警官、ジョ...
A.E.ヴァン・ヴォークト
東京創元社 (1966年12月30日)
地球と金星を救い、自らの出自を知った<非A>人ゴッセン。更に巨大な陰謀と、ゴッセンすら駒として操る<棋士>の存在を感じながら、新たな能力を身に付けたゴッセンは再度戦いに身を投じる。傑作SFの続編。相変わらず難解ですが、面白さも変わらず。
東京創元社 (1966年12月16日)
26世紀の地球、<機械>市に設置されたゲーム機械の試験をクリアしたものだけが、政府要職や金星行きの権利を得ることができた。<機械>市にやってきた<非A>人ギルバート・ゴッセンは、自らの記憶が何者かに植え付けられたものであることに気付き…。1940年代に書...
エドモンド・ハミルトン 井上 一夫
東京創元社 (1973年02月)
前作から数年後、あの出来事が妄想だったのではないかと悩むゴードンの心に、再び声が響く。今度は自らの肉体を伴い未来へ跳ぶゴードンだが、またも銀河規模の陰謀に巻き込まれ…。傑作スペースオペラの続編。強大な敵を前に、仇敵と共闘するのが燃える。
東京創元社 (1969年11月)
20世紀のサラリーマン、ジョン・ゴードンの心に語りかけてきたのは、20万年後の中央銀河帝国の王子ザース・アーンだった。ザースの提案により、二人は心と心を入れ替えるが、その直後、ゴードンは王家のみがその秘密を知る超兵器を巡る陰謀に巻き込まれ…。50年以上前...
スティーヴン キング Stephen King
新潮社 (2004年01月)
ファンタジー
キング&ストラウブ合作の本作だが、キングの『暗黒の塔』に関するネタが非常に多く出てくる。スピーディがガンスリンガーのひとりであったことや、暗黒の塔の支配者クリムゾン・キングについて、また、『アトランティスのこころ』に出てきた老人テッドに関する言及...
あのジャック・ソーヤーが帰ってきた。成長し、警官になったジャックは、タリスマンのこともテリトリーのことも忘れてしまっていた。だが、子供を誘拐、殺害する殺人鬼フィッシャーマンを追ううち、彼は再びテリトリーに足を踏み込むことに…。30代になったジャックの...
新潮社 (2002年04月)
青春もの
内容思い出せない…。それなりに面白かったような記憶はあるんですが。再読後に正式評価予定。
1960年、少年ボビーは、不思議な力を持った老人テッドと出会う。テッドと過ごすうち、ボビーを取り巻く世界は徐々にその様相を変えていく…。1960年から1999年のアメリカを舞台にした、中短編で構成された連作。上巻は第一部『黄色いコートの下衆男たち』を収録。『ス...
アーティストハウス (2001年02月)
欠点はあるけどおおむね善政をしく王様と、王様を補佐する賢い王妃様、優秀な兄王子と、凡人の弟王子。弟王子につけこんで、悪巧みをする魔法使い、と実におとぎ話らしいおとぎ話。ちなみに悪い魔法使いはあのフラッグで、舞台になっている国は中間世界のどこかのよ...
新潮社 (2005年08月)
新潮社 (2004年05月)
新潮社 (2003年08月)
新潮社 (2003年02月)
新潮社 (2003年01月)
キングが愛娘のために書いた、はじめての児童文学。おとぎ話なので、キングの他作品を薦めるにはちょっと早いお子さんなどに良いかも?とはいえ、単純な勧善懲悪でもなく、十分大人の鑑賞にも耐えます。
アーティストハウス (2000年11月)
母親が倒れたという知らせに、ヒッチハイクで病院に向かう青年が体験した、車中での奇妙な出来事とは…。元々はキングがネットONLYで公開した作品を、邦訳・書籍化したもの…だったはず。決してつまらなくはないが、特に印象に残るでもなく、キング好きのコレクターズ...
リチャード バックマン Richard Bachman
新潮社 (2000年11月)
架空のキャラクターに蹂躙される住宅街。やがてこの騒動がひとりの少年に起因するものだと判明するが…。『デスペレーション』とは場所も状況も違うものの、登場人物は同一というちょっと面白い構成。『デスペレーション』で大活躍だったあの人が…、逆に悪役だったあ...
『偽名癌』で亡くなった、あのリチャード・バックマンの遺作。(ということらしい)閑静な住宅街を突如襲った銃乱射事件。その襲撃者達は、アニメや西部劇の登場人物だった?実にバックマンらしいB級SFホラー?といえるのでは。『デスペレーション』とは双子の関係。
スティーヴン・キング Stephen King
犠牲者を出しながらも、狂った警官の手から何とか逃れた人々。邪悪な存在に対抗するかのように、神がかった能力を発揮する少年。少年を中心とした一行は、「絶望」から逃れられるのか。「神は残酷」というフレーズがしばしば登場する本作。『グリーン・マイル』や『ザ...
ネヴァダ州のハイウェイを通過する人々を、理不尽な理由で次々と拉致する狂った警官。「絶望」という名の町で起きる惨劇。とにかくこの警官が怖い。ミランダ警告(「お前には黙秘する権利がある」とかのアレ)を読み上げる中に、「お前を殺してやる」とか混じるのが...
新潮社 (1999年05月)
異世界へと通じる絵の力を利用し、どこまでも追ってくる夫と対決しようとするローズ。超自然的要素が入ってきてなんだか…。絵の中の異世界はどうも『暗黒の塔』の世界らしいです。
外では優秀な刑事である夫も、家の中では暴君でしかなかった。家庭内暴力に耐えかねて逃げ出した主人公ローズだったが、夫は彼女を追って…。内容はほとんど覚えてないけど、読んでる時もあまり面白いと思わなかった記憶が…。
新潮社 (1997年06月)
「祝福と呪いの間に、差などない」巧妙に張り巡らされた伏線が見事に回収される完結編。キングの仕掛けた罠に見事にはまったことに気付かされるはず(少なくとも自分はそうでした)映画しか観ていない人も、尺の都合で語りつくせなかった部分を、是非読んで欲しい。
新潮社 (1997年05月)
コーフィの起こした奇跡を目の当たりにしたポールは、彼が無実ではないかと疑いはじめる。同僚の看守達も同様に考え、自分達の進退をかけてコーフィの癒しの力である人物を救う計画を実行するが…。コーフィ役のM・C・ダンカンをはじめ、映画のキャストもマッチしてま...
新潮社 (1997年04月)
ドラクロアの死刑が執行される。鼠のミスター・ジングルズのこれからを心配するドラクロアを、優しい嘘でなだめた看守達だったが、ただ一人の悪意のためにドラクロアは悲惨な死を迎えることに…。映画は『ショーシャンクの空に』でキングの信頼を勝ち得たフランク・ダ...
新潮社 (1997年03月)
新たにやってきた死刑囚ウォートンは、到着早々騒ぎを起こす。その騒ぎの後に、看守長ポールに対して死刑囚コーフィが顕した奇跡。物語が一気に加速する第3巻。過去(刑務所)と現在(老人ホーム)の出来事がザッピングしつつ進む本作。『IT』も同様でしたが、キング...
新潮社 (1997年02月)
死刑囚房グリーン・マイルに現れた一匹の鼠。死刑囚ドラクロアによってミスタージングルズと名づけられたその鼠は、ただの鼠とも思えないほど知性を感じさせた。キング作品では、状況、人物説明が行われる序盤はややスローテンポなきらいがあり、それはこの作品も同...
新潮社 (1997年01月)
1932年、二人の少女を殺害し、コールドマウンテン刑務所に送られてきた死刑囚、同じ房に収監された死刑囚達、彼らを管理する看守達、そして一匹の鼠の物語。大ヒットした同名映画の原作。読み始めるのは、必ず全6冊揃えてからにすることをお薦めします。
スティーヴン キング
新潮社 (1988年03月)
中篇集『恐怖の四季』春夏編。表題作『ゴールデンボーイ』は成績優秀、運動万能な優等生が、近所に住む老人が元ナチスであることに気付き、彼を脅して話を聞くうちに二人して闇に捕らわれていく話。ブライアン・シンガー監督、ブラッド・レンフロ主演で映画化されて...
深町 真理子
新潮社 (1987年12月)
クリスティーンはその本性を現し、クリスティーンとアーニーを害そうとするものを惨殺していく。アーニーをクリスティーンから引き離そうとする友人デニスもその標的となり…。どこにでもいる、いわゆるモテない少年の恋と友情をホラーで味付けしたのが本作。ジョン・...
得意なのは自動車の整備だけ、という高校生アーニーが手に入れた中古車。クリスティーンと名づけられたその車は、何かがおかしかった…。ホラーの皮をかぶっているが、中身は良質の青春小説。
新潮社 (1987年07月)
本作はスティーヴン・キングとピーター・ストラウブの合作。この本が縁でストラウブの著作もいくつか読んでみたものの、いまいち合わなかった…。後に続編として『ブラック・ハウス』が書かれています。
病気の母親と暮らす少年、ジャック・ソーヤーは、奇妙な黒人男性スピーディーから驚くべき事実を聞かされる。この世界とは別にもうひとつの世界があり、そちらの世界の女王は、ジャックの母親の分身で、やはり死にかけているのだと。二人を命を救うために必要となる...
スティーヴン・キング
新潮社 (1987年05月)
「もしあなたが、独裁者になる前のヒトラーと会ったとしたら、彼を殺すか?」本来知るはずのない、過去と未来の事実が見えてしまうがために苦悩するジョニー。例え超能力を得たとしても、彼の幸せは既に失われており、それを取り戻すことは適わないという悲しさ。ク...
恋人とのデートの帰り道、交通事故に遭ったジョニーは昏睡状態に陥る。4年後に目覚めた彼は、体は不自由になり、恋人も職も失っていたが、代わりにあるものを得ていた。過去と未来を見通す力を…。キングが初期に多く書いた、超能力者の悲哀物の中でも、No.1の傑作。...
新潮社 (1987年03月25日)
中篇集『恐怖の四季』秋冬編。標題作『スタンド・バイ・ミー』は、キャッスルロックを舞台に、列車にはねられ、山中に放置されているという少年の死体を探しに行く親友4人組の2日間の冒険譚。少年時代の友情とその喪失を描いた傑作。映画化されているが、そちらも素...
スティーヴン・キング 永井 淳
新潮社 (1983年09月)
炎天下、故障した自動車に閉じ込められた親子、狂犬病にかかったセントバーナード。超自然的な要素を排除して描かれたホラー。実際あってもおかしくないところが怖い。舞台はキャッスルロックで、『デッド・ゾーン』に登場したジョージ・バナーマン保安官も出てきま...
新潮社 (1985年01月)
スティーヴン・キングがモダン・ホラーの"王(キング)"となった、その第一歩。超有名ホラー映画の原作。『デッド・ゾーン』、『ファイアスターター』に連なる超能力者(異能者)の悲哀もの。長編デビューということもあり、上記2作程の完成度はない。
スティーヴン・キング 深町 真理子
新潮社 (1982年09月)
宮部みゆき『クロスファイア』が、この作品に影響されて産まれたという話です。(『クロスファイア』読んでませんが) この作品に出てくる政府組織"ザ・ショップ"は、『トミーノッカーズ』や、キングのオリジナルTVシリーズ『ゴールデン・イヤーズ』にも登場するの...
それと知らず政府の極秘実験に参加したため、超能力を得た夫婦。彼らの娘は、両親を遥かに上回る力を秘めていた。その力を狙う政府の秘密組織"ザ・ショップ"に追われる彼らの運命は…。『デッド・ゾーン』に続く超能力者の悲哀もの。娘を守るために、身を削って奮戦す...
スティーブン・キング 深町 眞理子
文藝春秋 (2004年08月04日)
マザー・アバゲイルの預言に従い、ランドル・フラッグの本拠地ラスヴェガスに向かうフリーゾーンの4人。愛する者たちと別れ、決死の覚悟で敵地に向かう彼らの運命は…。善と悪の対決を描いた大長編の完結編。『グリーン・マイル』、『デスペレーション』にも通ずる、...
スティーヴン キング 深町 眞理子
文藝春秋 (2004年07月10日)
マザー・アバゲイルの元、秩序を取り戻しつつあった"フリーゾーン"に、ランドル・フラッグの魔手が迫る。急転直下の第4巻。TVシリーズは6時間の長編で、丁寧に内容が描かれているのでそちらもお薦め。なお、悪役たるランドル・フラッグは、しばしばキングの他作品に...
文藝春秋 (2004年06月11日)
老女マザー・アバゲイルの元に集った生存者達は、かつての秩序を取り戻すべく共同体を形成する。しかし、"闇の男"ランドル・フラッグの元にも、彼に共鳴する人々が集結しはじめていた。大長編第3巻。TVシリーズも作成されていて、そちらもなかなか面白い。ゲイリー・...
文藝春秋 (2004年05月12日)
わずかに生き残った人々は、夢に現れた老女に導かれ、彼女の元を目指し次々と旅立っていく。だが、時を同じくして"闇の男"もその姿を現した…。大長編の序盤の山場を描く第2巻。『呪われた町』、『ニードフル・シングス』などと同じく、大量の登場人物とそれぞれの視...
文藝春秋 (2004年04月07日)
善と悪の黙示録的対決を描く大長編。軍研究所より漏れ出した、致死性インフルエンザウイルスにより、世界は滅亡の危機に立たされる。風邪ひいてる時には読まないことをすすめます。
スティーヴン・キング 小尾 芙佐
文藝春秋 (1999年07月)
中篇集『Four past midnight』その1。標題『ランゴリアーズ』は、ジャンボジェットでほとんどの乗客が消失した中、残された乗客が原因を探るというSFホラーミステリ?なかなか面白い。初めて読んだのが飛行機の中でかなりドキドキ。TVシリーズとして映像化されてます...
文藝春秋 (2002年09月)
緊縛プレイの途中で、ダンナが死んじゃって身動きの取れなくなった女の人の話。ほとんど主人公の心理描写に終始しており、正直あまり面白くはない。上記のとおり極限状態における心理描写が主軸で、いわゆる超自然的なものはほとんどなし。『ドロレス・クレイボーン...
文藝春秋 (1998年12月)
ミステリ
30年前に夫を殺害したとうわさされる老女ドロレスに、雇い主である老女を殺した容疑がかかる。皆既日食の中語られる真実。 キャシー・ベイツ主演『黙秘』というタイトルで映画化されてますが、そっちの方がわかりやすく、面白いかも。 『ジェラルドのゲーム』と表...
文藝春秋 (1999年08月)
中篇集『Four past midnight』その2。標題『図書館警察』は、図書館で借りた本を返さないとやってくるとされる図書館警察と、その思い出に悩まされる男の話。『IT』を思い出させる中篇。なかなか面白い。『サン・ドッグ』はキャッスルロックが舞台で、奇妙な犬が写る...
文藝春秋 (1998年07月)
『呪われた町』と同様、登場人物が非常に多く、その視点が入れ替わりつつ話が進む形式だが、『呪われた町』よりは状況が頭に入ってきやすいように思える。(キャッスルロックだから?) 後に作成されたキング監修のTVシリーズ『悪魔の嵐』(ストーム・オブ・ザ・セ...
キャッスルロックで新たに開店した雑貨屋『ニードフル・シングス』。その店ではどんなものでも手に入る。店主ゴーントの"頼み"を受け入れれば…。キャッスルロックサーガ最終章。『ダーク・ハーフ』に登場した保安官アランが主人公。『スタンド・バイ・ミー』のエース...
文藝春秋 (1997年05月)
私はダメ親父に弱い。 この作品、ダメ親父がなんとか事態を良くしようと思い、けど思うだけで行動は伴わず、それでも最後にはなけなしの勇気を奮うという自分のツボを突く作品でした。 ザ・ショップとかITとか、過去のキング作品からもゲスト出演的なものがあったり。
メイン州ヘイヴンの山の中で、住人によって偶然掘り起こされたのは、数百年前に地球に墜落したUFOだった!それ以来、町は徐々に変貌し始める…。B級SFホラーテイストな本作、一般の評価はあまり高くないですが、私は結構好きです。トミーノッカーズの歌がなんか怖いけ...
文藝春秋 (1995年10月)
キング自身が、リチャード・バックマンという別名で作品を発表していたことで産まれた作品なんだろうなあ、と。本作と現実では立場逆ですが。(なお、キングもバックマンを「偽名癌」という病気で葬ってたりする) また、この作品はキャッスルロックを舞台にしてお...
売れない純文学作家サドのもうひとつの顔は、悪漢小説のベストセラー作家ジョージ・スターク。これを公表し、スタークとしての自分を葬った時を境に、サドの周囲で奇妙な出来事が…。 "HIGH TOONED SON OF A BITCH"を「格調高いゲス野郎」と訳した訳者さんのセンスが...
文藝春秋 (1994年12月)
27年ぶりにIT(それ)と対決するはみだしクラブの面々。仲間は欠け、子供時代に持っていた魔法を信じる心も失った彼らが、ITと戦うために支払った代償とは…。ラストの一文は、何度読んでも泣けます。
7人の仲間達の過去と現在をザッピングしつつ話は進む。過去編は、子供時代に秘密基地作って探検ごっことかしてた人の心の琴線に響くこと請け合い。
TVシリーズとして映像化されている本作。ピエロのペニーワイズの怖さはあの映像で更に納得させられたのですが、まずは原作を読んで欲しい作品。(TVシリーズはいろいろとアレなので…)ピエロが怖いというのを明確に示したのは、この作品がはじめてだった。(少なくと...
少年時代、ひとりの少年の死をきっかけにIT(それ)と対峙した7人は、27年ぶりに故郷に帰ってくる。スティーヴン・キングの最高傑作。『スタンド・バイ・ミー』+『呪われた町』etc過去のキング作品の集大成。
文藝春秋 (1991年02月)
キャシー・ベイツの怪演が話題となった同名映画の原作。原作も面白怖いのですが、やっぱり映像のあのイメージが強力すぎる。キング原作にしては珍しく映画≧原作となっている感じ。
文藝春秋 (1989年08月)
傑作。怖いけど悲しいお話。死によって永遠に失われた、愛する者を取り戻せるかもしれないなら、あなたはどうするか?後味の悪さを覚悟出来るなら、是非読んで欲しい作品。
最後の希望に縋りついた主人公が、どんどん深みに嵌まっていく様を眺め(読み)つつ、それを止めたいという気持ちと、止められないという気持ちの二律背反に襲われる。私は子供いないですが、子供のいる方はもっと感情移入してしまうだろうなぁ、と。
リチャード・バックマン 真野 明裕
文藝春秋 (1988年01月)
リチャード・バックマン名義で書かれた作品。なので、作中にスティーヴン・キングの作品がどうこう…という会話が出てきたりします。 オチはありがちながら秀逸。
文藝春秋 (1986年11月)
映画も原作も素晴らしいけど、私はどちらかというと原作の方が好ましいなぁ、と。(悲惨な状況の中に救いも見えるし)キング自身による再映像化では、ラストに更に数年後のエピソードが追加されていますが、あれはちょっと蛇足かも。
真冬になると、雪によって周囲から完全に隔絶されるホテルの管理人として雇われた作家一家を襲う恐怖。 キューブリックの超有名なホラー映画の原作。が、原作者たるキングは映画化における内容改変に納得がいかず、自ら再度映像化に踏み切っていたりする…。
ドン ウィンズロウ Don Winslow
東京創元社 (1993年11月)
元ストリートチルドレン。現在は大学院生にして、銀行が顧客のトラブルを解決するために創設した組織、"朋友会"の探偵でもあるニールは、失踪した副大統領候補の娘を探すことに…。ニール・ケアリーシリーズ第一弾。 現在と過去がザッピングしつつ話は進むが、過去編...
集英社 (1983年05月20日)
吸血鬼小説。傑作といって良いかと。小野不由美『屍鬼』はこの作品のオマージュ(実際、『屍鬼』の最初で献辞が捧げられている)なので、両方読み比べてみると楽しいかも。
集英社 (1983年06月20日)
登場人物が非常に多く、次々と視点を変えて話が進む(後の『ニードフル・シングス』でも同様の手法を取っている)ため、脳内での人物・状況整理に戸惑うかも知れないが、それが終盤で効果をいかんなく発揮する作品。
学習研究社 (2000年11月)
子供の頃、日曜洋画劇場で観た『シルバーブリット 死霊の牙』の原作、というのを読んでから知った。キングファンではない人には特に薦めるべき点もなし。
スティーヴン キング 沼尻 素子
扶桑社 (1989年07月)
『バックマン・ブックス』その4。時速4マイル以上を維持しつつ、最後のひとりになるまで歩き続けるという、デスゲーム小説。 『バトル・ロワイアル』の著者も影響を受けたとインタビュー記事で答えていましたが、BRとラストを比較してみると、国民性の違いが見えて...
スティーヴン キング 諸井 修造
扶桑社 (1989年02月)
『バックマン・ブックス』その3。うろ覚えだが、正直あまり面白いともいえない作品。読み直したらまた違うかもしれません。
スティーヴン キング 飛田野 裕子
扶桑社 (1988年11月)
『バックマン・ブックス』その2。高校生が学校に立てこもり教師を射殺、という某事件に影響を与えたとしても否定できない内容もあり、キング自身が絶版を指示してるとのこと。
スティーヴン キング 酒井 昭伸
キングが別ペンネーム、リチャード・バックマン名義で書いた作品を集めた『バックマン・ブックス』その1。 シュワルツェネガー主演の同名映画の原作だが、映画とは逆に非常にシリアス。例の事件が起きた時、この作品思い出しました…。
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