1996年発行の文庫書き下ろしで、たまたま手に取りました。「名探偵の掟」の続編ということは、読んだ後知りました。序章の入り方がまず嫌な感じで、嫌な予感がしつつ読んでたのですが、本編は普通の?推理小説。終章を読んで、東野さん自身の推理小説との訣別の話なんかなぁと。昔の作品は、どうやって誰が殺したかに重点を置いてて、心理とか動悸はわりかし二の次感があったけど、その後、心理描写が良くなってきて、面白くなってきたので、ちょうどその頃の作品なのかな?と思いました。この設定はあまり好きではないですが。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
東野圭吾
- 感想投稿日 : 2017年10月23日
- 読了日 : 2017年10月23日
- 本棚登録日 : 2017年10月23日
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