宮下さんは初読み。やっと読みました。タイトルがまず良い。学校のピアノを調律しに来た板鳥の様子に、調律師になろうと決めた外村くんの成長を描く物語。癖はあるけど良い先輩たちに見守られ、素敵な顧客(かわいい双子ちゃん)にも恵まれ、自分の道をコツコツと進んでいく様が小気味良いというか、一生懸命さが文字の間からこぼれてくる作品で、読んでいて心地よかった。一気読みでした。ピアノが聴きたくなるなぁ。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説(ま行の作家)
- 感想投稿日 : 2017年3月16日
- 読了日 : 2017年3月16日
- 本棚登録日 : 2017年3月16日
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