うーん、なんだろこれ、なんだろこれ。
レザボア・ドッグスとか、そんな感じの奴がやりたかったのかな。
まぁ、それが失敗してるとは思わないんだけど
タイトル見てバカ映画期待しちゃう層的にはどうなのかな。
一人の強盗犯が刑務所から出所。
かつての強盗チームを当時のリーダーが招集。
そこは妙な日本趣味で、女体盛り(刺身以外に寿司も)が用意されている。
チーム再結成の話でもあるのかと思いきや、
突然刑務所出の奴を拘束。
当時盗んだのに紛失したダイヤはどこにやったんじゃい、と拷問開始です。
しかしね。これ話長いわ。
話:7/拷問:1/回想:1/オチ:1 くらいの配分か?
女体盛りを置いた部屋のみでだらだらと話と拷問をやるわけよ。
結構…だるいです。
ネタバレしちゃうと、結局なんだかんだ言って仲間割れ&殺し合いの末、リーダー以外は死亡。
生き残ったリーダーが女体盛りに最後に残ったフグを食ったらあたってしびれちゃった。
で、実は過去の強盗の際に恋人を殺された復讐にきていた
女体盛り女がリーダーをやっちゃって終わり、と言う。
ダイヤもじつはこいつが持ってました、と。
それまで「私は器」とか考えながらピクリともしなかった彼女はえらいねー。
ただ、なんか全体的にアホみたい感が漂うのがどうにも避けられません。
こいつ、過去に彼氏が打ち殺されたあと、
号泣しながら警官が来るまでに、強盗が落としたダイア拾い集めてたんだなー、
とか考えるとなんなんそれ、って。
ちなみに女体盛りを作る職人(というか女の後見人)に千葉真一が、
過去の強盗シーンであっさり死ぬ役でダニー・トレホが出てました。
そこまではいい、そこまではまだいいんだけどね。
観終わってからネットで見るまでしらなかったわー。
強盗一味の性格の悪いオカマサドがマーク・ハミルだったなんて。
拷問される刑務所上がりの小汚いおっさんが
ネバーエンディング・ストーリーのアトレイユ少年(ノア・ハザウェイ)だったなんて。
なんかいろいろと残酷。
- 感想投稿日 : 2015年5月17日
- 読了日 : 2013年6月19日
- 本棚登録日 : 2013年8月3日
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