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レビュー by sasagakiさん
おもしろい。愉快ではないのだろうけど。
基本は老人が語る戦争体験の話が続いていくのだけれど、
ちゃんと軸足を現代に置いてて、若者にも感情移入しやすくなっているんですね。
果たして特攻隊員は死を美徳としたテロリストなのか。とか。
当時の軍部から現代の官僚体制へと連綿と受け継がれる不快な何かとか。
そういう話を聞くうちに、特攻で死んだという主人公の祖父、
宮部久蔵の愛すべき人間像が生々しく浮かんで来て、とんでもなく切ない気持ちにさせられます。
死ぬと分かっている人の話というのはやりきれない。
死ぬべき人間なんていないとは思いつつも、
なぜ宮部久蔵が死ななければならなかったのか。
お前だけは死んじゃダメだろ。と思わずにはおれないのでございます。
あと「バカボン」ってそういう意味なんだ。
登録日 : 2010年08月18日 01:51:55


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