オマル-導きの惑星- (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ 5014)

  • 早川書房 (2014年4月10日発売)
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本棚登録 : 69
感想 : 14
4

う~ん。
これがフランスのロニー賞を獲った作品?
冗長な展開だよね~。どこにクライマックスがあるの?
設定は面白い、全くの異世界、異星人、異文明、3種類の知的生命体が住むオマルと称される巨大な大地。
惑星という概念もなく、空を飛ぶのは飛行船、星間航行の技術は失われた世界。
スチームバンクの要素を取り入れた異世界SFというところでしょうか。
「フェジー」というチェスの様な、碁の様な、ゲームが物語の重要な部分を占めるがこれがダルイ。
3種族の身体的特徴の描写は面白いし、(特にシレ族は見たいね)飛行船の形状も面白そう、物語の端緒となる卵の殻も。挿絵かイラストでも入れてくれたらもう少し物語に入り込めたと思うんだけど。それだけ残念!

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2014年7月9日
読了日 : 2014年7月8日
本棚登録日 : 2014年6月27日

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