断片的なものの社会学

著者 :
  • 朝日出版社 (2015年5月30日発売)
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本棚登録 : 5097
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必要以上の意味付けをせず、フェアな立場でとりあえずそのまま置かれたような、そして私自身の心の中にもとりあえず判断を下さずにそのまま置いておきたいような、そんなことごと。
これを読んだことで得られた視点が、これからの人生のいろんなタイミングで生きてくる気がする。
人間は断片的ながらくたたちで出来ていて、模倣の寄せ集めで、人生はかけがえのない大切なものなんかじゃないからこそ何かに掛けられる、とか。

普通に身の回りで起こっているありふれたこと、それぞれの生活史。
社会学って、生活の中に当たり前に存在する内容なんだな。
具体的なエピソードが多くてわかりやすく、社会学が身近に思えた。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: その他
感想投稿日 : 2017年4月11日
読了日 : 2017年4月12日
本棚登録日 : 2017年4月12日

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