レビュー by だいちゅうさん
「残業」。正直この言葉に良いイメージをこれまで持てずにいた。仕事が就業時間中に終わらず、やむなく行う業務の延長。その残業には個人的にこれまで苦しめられてきたし、すべてを放擲して逃げたいという気持ちにさせられてきた。
また、会社に残って残業をしている人たちを見ていても、効率的に仕事を行えていないことにより、残業をしている人が大半であった。
個人の体験からも、職場の他人を見ても残業というものをポジティブなものと見ることはできなかった。
しかし、本書を一読し、その考えは必ずしも正しいとは言い切れない
ということを理解できた。
Overtime is my time
結局は残業という時間をどのような意識を持ってつかっていくのか。それに尽きるということがよく分かった。また残業ができるということは本来幸せなことであり、感謝すらすべきことだという視点が得られたのも本書を一読したことによるものだろう。
自分を成長させる残業。それは他人から与えられた仕事をやる残業ではなく、自分の成長を望み、能動的に仕事を選んだ上で行う残業である。
そのことが骨身にしみて感じられる一冊であった。
資格との両立もあるため、仕事ばかりに時間を割けない点が口惜しいが、資格を取得し転職した暁には、私的残業を積極的に活用し自分を高めていきたいと思う。
私的残業の積み重ねは自分の自負心の向上、スキルの向上につながるだろうから。
レビュー登録日 : 2011年02月21日






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