レビュー by be-sanさん
文中何度も「フィクションだ」と断り書きがあるが、
どう読んでも作者森氏自身のことを描いている。
間違いない(^ ^;
お話は、一応水柿くんという大学助教授と、
その奥さんである須磨子さんを中心に進む。
二人のどうでもいい(失礼!)日常会話とか
過去の話だとか、大学で起きた話だとかが
割と脈絡なくぐだぐだと進んでいく。
一応編集さんからは「ミステリを目指せ」と
言われているらしく、水柿くんが身近な不思議を
須磨子さんに話してみせたりもする。
が、結構「オチのない話」ばかりで(^ ^;
一応「小説」ということになってはいるが、
読後感としてはエッセイに近いか。
基本的にどこまで読んでも大した事件はなく、
教訓めいたことも見つけられなかった(^ ^;
ただ人の日常を横からにまにま見てるというか(^ ^;
「覗きは王侯貴族の楽しみ」という言葉もあるが、
そんな悪趣味な満足感を得られる...と言いたくなるほど
自然な感じに書かれた小説です(^ ^;
レビュー登録日 : 2010年12月01日
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