かがみの孤城

  • 866人登録
  • 4.31評価
    • (53)
    • (44)
    • (9)
    • (2)
    • (2)
  • 51レビュー
著者 : 辻村深月
べあべあべあさん 2017年5月   読み終わった 

鏡って何だろう。この城で探す鍵って何だろう。この城って何なんだろう。そもそもなぜ彼らはここに集められたんだろう。
いくつもの「何」を求めて読み続ける。けれど、この「何探し」はこの物語のキモではなかったんだ。彼らがここに集められた理由も、鍵を探す意味も、オオカミ少女もの正体も、海の上に小さく出ている氷山の一部でしかなかった。
おおきな時の流れの中で、今、自分がここに生きている意味。なぜこの世に生きているのか。こんなにも苦しいのに生きていかねばならぬのか。
「たかが学校」そう思えずに苦しい朝を迎えているたくさんの子どもたちのために、この物語は大きな扉を開けている。届けなければ、一冊でも多く、届けなければ。

レビュー投稿日
2017年5月15日
読了日
2017年5月15日
本棚登録日
2017年5月15日
ツイートする
このエントリーをはてなブックマークに追加

『かがみの孤城』のレビューをもっとみる

『かがみの孤城』のレビューへのコメント

まだコメントはありません。

コメントをする場合は、ログインしてください。

いいね!してくれた人

ツイートする