新潮社の出版物なのに、熱〜〜〜いロマンスを含んだミステリー作品。(厚くもある、680p)
サンドラ・ブラウンの作品の中でもお気に入りの一品です。
<あらすじ>
墜落した飛行機に搭乗していたTVレポーターのエイブリー。
気づくとそこは病院のベット.....、辛くも彼女は助かっていた。
しかし、違う名で彼女に呼びかける病院の人々、そして見知らぬ男。
彼女は飛行機の座席をある女性と取り替えたために、その女性と間違えられていたのだ。
その女性とは......上院議員候補テート・ラトレッジ夫人。
皮肉にも夫人とは姉妹と間違えられる程、背格好が似ていたエイブリー。顔がつぶれ声も出せず、体も動かせない彼女は、必死に周りの人に知らせようとするが、彼女に出来るのはかすかに開く片方だけのまぶたを動かすことだけ。
そんな彼女を気遣い励ますテート。
徐々に彼の声に心惹かれて行くエイブリー。
何も出来ないまま形成手術の日が来てしまって.....。
術後の集中治療室で朦朧とする彼女に、聞き覚えのない声がささやく...
“テートを上院議員になる前に殺す、怪我が治ったらその計画の続きを君はまた始めるんだ”
記者魂を刺激された彼女は、真相を究明するまで夫人になりすまそうと決意した!
読書状況:未設定
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カテゴリ:
ロマサス・コンテンポラリー
- 感想投稿日 : 2009年1月7日
- 本棚登録日 : 2009年1月7日
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