出版されてからこの本、結構時間が経過している。やや人生を考えさせる様なタイトルで少々興味があったものの、手に取ることには躊躇いがあった。理由は、簡単である。悩みたく無かったからである。
でも、悩むということに対して、何やら"力"を付すと、悩むこと自体は是という響きがあることに気付いた。
そこで、遅まきながら手にしたのである。
本の中に、仕事を持たないことは、他者からのアテンションが得られず、人生の意義を喪失する虚しさ悲しさが書かれている。私もソロソロ社会を卒業する歳になって、もう働くのは辞めようかと思っていた矢先に、こんなことを突きつけられると、辞めるのはあかんねやろか、と悩んでしまう。

2013年7月1日

読書状況 読み終わった [2013年7月1日]
カテゴリ 人として

これは、タイトルの通り営業の方法に関する本である。私自身は営業の経験もなければ、今後そんな仕事につく機会があるとは思えない。でも、ブライアン・トレーシーの本がいたって私は好きなのだ。なるほどと思える技術や ノウハウを教えてくれる。それに、成功哲学を随所に説明してくれる。
営業のコツを知りたい人も、人生を成功したい人にとっても、役立つ本だと思う。
一つ難点がある。この本は、既に絶版で、中古では一万円もする。

2013年6月30日

読書状況 読み終わった [2013年6月30日]
カテゴリ 自己啓発

主人公の子供時代の体験を核に奇想天外なストーリーに展開する小川ワールドに仕上がっている。

2012年8月19日

読書状況 読み終わった [2012年8月19日]
カテゴリ 趣味
読書状況 読みたい
カテゴリ 趣味

この本、言わずとしれた松下幸之助氏の書籍である。同氏の種々の本は幾度と読んでいるが、いつも感心するのが、松下幸之助氏自身が考えて語っているという点である。他人の借り物ではなく、自ら考えて、そして的確な言葉を選択し説明している。学業で学んだものではなく、実体験を通じて会得したものであるだけに、読んでいても説得されてしまう。

読書状況 読み終わった
カテゴリ 経営書

タイトルは、戦略だの、戦術だのと書かれているが、この本の良いところは、ズバリ企画力が付くことである。そのためには、戦略的発想が出来ないと始まらないのであるが、それをどの様にすると戦略的か、引いてはどうすれば企画が出来るのか?ということを理解させてくれる。私はこの本の初版1994年のものを読んで、その後18年間企画の仕事に着くことになった。仕事で企画しないといけない人、自分の人生を企画したい人にとっては、この本は一助となるでしょう。

読書状況 読み終わった
カテゴリ 企画
読書状況 読みたい

この雑誌、小さい頃、親父がどういう訳か長く購読していた。ある時、文藝春秋のレベルも落ちたものだと言って、購読しなくなった。今から40年位前の出来事だ。理由は、幾人かが毎月書く小話の欄に、笑福亭仁鶴さんの随筆のような記事が載ったためだ。どうも、人を見下した話だなと当時、子供心にもそう思った。それはさておき、この雑誌を久々に私が買ったのには訳がある。この3月号に、37年も前に同誌に載った論文が再度掲載されること知ったからである。
論文のタイトルは『予言の書「日本の自殺」』。題目が少々刺激的ではあるが、要は「高度成長に湧き豊かさを享受している現在の日本だが、かつて栄華を誇った古代ギリシャ、ローマ帝国の衰退と没落と同じ道を歩いている。」として当時の政治及び国民の問題点を指摘したものなのだ。でも、どうして37年前の記事を今更と思われるが、2012年1月10日の朝日新聞で、この記事に記載されていることは、まさに今の日本である、という論文を掲載したことから、気を利かせた文藝春秋社が応え再度掲載したのである。僅か30ページほどの特集であったが、久々によい論文が読めたような気がした。

読書状況 読み終わった
カテゴリ 日本経済

この本を読む前に、グラシアンが修道士であったことを知ると、きっと、正直が良い、人は性善説で考えるべきだ、というようなお説教を聞かされると想像してしまうかもしれないが、さにあらずである。むしろこの世を上手く処世するにはどう考え、どう人に振舞うべきかを、見方を変えると少々ずる賢いようなアドバイスをしてくれる。そして、それが賢者の態度であると看破する。この本は、私にとっては、処世術の為の秘密の本の一つなのである。
今、私の手元にあるグラシアンの書籍はこれを含めて四冊ある。いずれも過去のグラシアンの書き残したものを解説する形で書かれているが、彼自身の人物像については、必ずしも十分な記録が残っていない様である。

この本に書かれていることは、訳者自身が話すとおり、どこかで聞いたり読んだりした内容である。でも、二つの点で特徴がある。一つは、人生の最初はどん底の生活を経験したものの、現在はそれなりの生活をすることが出来たという著者自身の成功体験が語らせていることであり、もう一つは全ての人の人生はリハーサルではなく、まさに本番なのだ、ということを著者が気付かせてくれる点である。

2012年8月15日

読書状況 読み終わった [2012年8月15日]
カテゴリ 自己啓発

この本、本屋で見つけた時、思わず手に取り表紙に魅入ってしまった。引きつけられたのは、このタイトルなのだ。日頃私が本について思っていることに近い表現だ。
人類がこの世に誕生し、何百億人が生まれ死んでいった。その中には文字で経験や知識を後世のため、いや自分のためだったかもしれないが、記録書や論説、小説などの様々な形態で記録に留められた。その中には、現代と変わらない問題に根付いた事柄が多く書かれている。技術は進歩し人類は知恵を蓄えたが、人間が持っている性は進化したと言えない。それならば、何千年という年月の間に蓄えられた書物の中にはきっと現代にも役立つ知識が刻まれているはずである。そんな美味しいものを自分の人生に活かさない手はない。言い換えれば、他人の人生を参考にできるのだから、自分の人生が2倍、3倍と充実出来る。こんなことを日々考えていたので、この本のタイトルを見た時、思わず手が伸びたのだ。
但しこの本、一点だけ難点がある。中味が大した内容でないことである。だから、本棚に飾り、毎日このタイトルを眺めて、読書に勤しむモチベーションにしてもらえればいい。

読書状況 積読
カテゴリ 自己啓発

私は文章を書くのが好きである。自分の気持ちや、自然の情景、或いは人の振る舞いの描写などを文字で描くのである。それも、その文章を読んだ人が敢えて私が文字にはしなかった風景などをどのように想像し、また行間を如何に埋めてくれるのだろうか、そしてそれが私の描いたイメージとどれほど一致しているのだろうかと、思いながら書くのである。
そんな趣味を持っていた時、文章法に一家言あると考えられた本に巡り会った。それがこの本である。特に、小説の文章の奥深さを教えてくれる良書だった。
とはいうものの、彼の小説はこれまで読んだことがないのである。すまん。

読書状況 読み終わった

この本のレビューは、上巻に書いたので中味については書かないけれど、下巻独自のことで1点。
本の装丁を上巻は白を基調にし、下巻を黒を基調にしたものの、スティーブ・ジョブズの拘りのTシャツを上下巻でつじつまを合わせることはさすがにできなかったようですね。(笑)

読書状況 読み終わった
カテゴリ 人として

 スティーブ・ジョブズの実質的な自伝書。人生を全力で駆け抜けていった一人の人間の記録であるが、亡くなる直前まで、多くの人間に期待と感動をもたらした。そこには、信じることへの飽くなき探求のため、傲慢で我が儘な人格も躊躇しない彼の姿勢があった。
でも、この背景には、スタンフォード大学での卒業記念講演の中で語られたように、彼は死という鏡に人生を映して、何が大切なのかを考えろと警告し、それを彼自身の人生の中で実践していたことに気づかされる。
余人にはなかなかできないものである。
 こんな伝記だから、読中、読後、ひどく疲れを覚えた。本のボリュームが問題ではない。彼を知るにつけ、ジョブズの様な同僚が傍にいて一緒に仮に仕事をしたと想像するだけで、凄く疲れてしまいそうだからである。

読書状況 読み終わった
カテゴリ 人として
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この種の書籍を評価するのは難しい。これまでの同種の書籍に書かれていることと内容は凡そ同じである。だからと言って二番煎じとケチをつけるのは妥当ではないと思う。著者或いは、この本の中に出てくる啓蒙家はきっとこれまでの書籍では言い表せていないといった思いもあるのだろうと想像するからである。
結局は、同じとか、似ているとかがこの種の本で大切なことではなく、読んだ後、少しでも書かれていたことを実践し、人生を自分の掌中に取り戻せたかどうかが大切なのである。

読書状況 読み終わった
カテゴリ 自己啓発
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私の手元にあるこの本は、黄ばみ各ページも額縁の様に日焼けしてしまっている。初めて読了したのは、1982年9月12日と裏表紙に書かれていた。もう30年前である。社会人となって2年目、長い人生を前にして、どの様に時間を過ごすべきか色々と悩んだ時期だった。でも、そんな気持ちに当時十分に答えてくれたのがこの本である。
当たり前、出来っこないよなどと、ベネットのいうことにケチをつけても自分の時間が充実する訳はない。私にとっては、今の自分があるのも、少しはこの本のお蔭であると、今は思っている。

1982年9月12日

読書状況 読み終わった [1982年9月12日]
カテゴリ 時間
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ドラッカーの「マネジメント」の書籍は読んでいたことから、小説風に作られた経営の入門書は読むまでもないとこれまで、この本を手にとったことはなかった。
しかし、内心、野球チームという組織の事業や顧客をどの様に小説の中で定義しているのだろうなどと、少々興味を持っていた。そこでこの夏休み、斜に構えて読んでみた。それがなかなか上手くできている。確かにストーリーに興味が先立つかもしれないが、真面目に読むとドラッカーの考えを身近に感じられる良書であると気付いた次第である。

2012年8月14日

読書状況 読み終わった [2012年8月14日]
カテゴリ 経営書

毎日の忙しさに自分を見失っているときに、ふと立ち止まり、人生で本当に大切なことは何なのだろう、ということを考えさせてくれます。書棚に置いていても、その薄さで存在感は小さいが、読後与えられる感情は小さくありません。

読書状況 読み終わった
カテゴリ 人として

事業で成功している名の知れた企業が、意外にも他の成功している企業のビジネスモデルに時代や国民性に付合するように模倣することで成功しているというのを上手く解説している。スターバックスや、クロネコヤマトなどが、どの様に模倣したか、そのプロセスを知るのも面白い。
思わず、自分の回りで、そんなネタが隠れていないかと思いを巡らしてしまいたくなります。

2012年8月13日

読書状況 読み終わった [2012年8月13日]
カテゴリ 経営書

確かに、タイトルからイメージするには経営なのですが、内容は、人が有意義な人生を送るための必要な事柄が示唆されており、学生の方にも、社会人の方にもオススメの書ですね。

読書状況 読み終わった
カテゴリ 経営書
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