レビュー by beschnoritzさん
「宇宙創成」に続いて読んだサイモン・シンの二つ目の著作。「宇宙創成」は、もともと天文学に関心があったこともあり、非常に興味深く読んだが、この本も大変面白かった。暗号作成者と暗号解読者との二千年以上に渡る攻防と技術の進歩が、数々の人間ドラマを通じてスリリングに解き明かされていく。暗号技術に関する専門的な内容も素人にわかりやすく記述されており、過去の歴史的な技術革新を、まるでその現場に居合わせたかのような感動を覚えながら追って行くことができる。「宇宙創成」と合わせて、これほど興奮する科学書を僕は知らない。彼の代表作である「フェルマーの最終定理」も是非読みたい。訳も日本語として違和感を覚えるところはほとんどなく、秀逸。 レビュー登録日 : 2011年11月12日
引用
- 登録されていません。






コメント
まだコメントはありません。