悲観的な視点が得られるかも
誰よりも悲観的に一生を過ごしたとされるカフカという人物の残した言葉をまとめ解説している。個人的にはあらすじの言葉が印象に残っている。
悲しいときや辛いときに心を癒やすには,まず悲しい気分に浸り,次に楽しい気分に浸ればスムーズに立ち直れる。つまり,最初から明るい気分になるのではなく,最初に悲しい気分に浸ることで心に染みこんでくる。
本文自体はいくつか共感できるような内容もあったが,全体的に後ろ向きな考えが書き連ねられていて,解説もいまいち物足りない部分があって,あまりよいとは思わなかった。悲観的な思考もよいが,もう少し次につながるような内容があればよかった。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
essay
- 感想投稿日 : 2015年6月3日
- 読了日 : 2015年6月3日
- 本棚登録日 : 2015年6月3日
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コメント 1件
mkkacademicさんのコメント
2015/06/04