レビュー by 夜半ノ嵐さん
石井裕之①
【4頁】
ヤル気が継続しないのは心にブレーキが働くからである。
自分の思いとは反対に動く心がある。それが潜在意識である。
本書では、7つの読むセラピーを通じて、無意識のうちにかけてしまっている心のブレーキを外し、
よりハッピーな人生を実現するための手伝いをする。
【12頁】
1 スタートはできるだけ丁寧にゆっくりとやる。
人生が思い通りに進まない原因の多くは、潜在意識のもつ現状維持メカニズム(心のブレーキ)にある。
潜在意識と顕在意識との間の矛盾を平和裏に解決する方法は潜在意識を少しずつ徐々に慣らす(ブレーキを外す)ことにある。
慣らすことは想像以上に困難なことである(慣性の法則)。 最初の一歩には、一番大きなエネルギーが必要とされる。
スタートは、繰り返し、繰り返し、できるだけ丁寧にゆっくりとやること。 最初の成果は、目に見えないくらいわずかでいい。
最初の小さな小さな一歩の中に目標実現の種がある。 一旦動き始めてしまうと、止めるほうが難しくなる。
【32頁】
2 気分はすぐに消えてしまう。ただちに行動に変えることで定着させることができる。
気分や感情はどこまでも受動的なものである。
(能動的な)何らかの具体的行動に変えることによって、心に定着させることができる。
【52頁】
3 全体性の原則は潜在意識の特徴のひとつである。
何かひとつだけが飛びぬけて成長するということはありえない。
成長するときには、人生全体がそろって仲良く成長する。
いつでも人生全般の底上げについての配慮を忘れないこと。
できる範囲でいいのだから、人生全般にわたって真剣に配慮すること。
全体性は人生の困難に際してのサポートにもなる。
【72頁】
4 潜在意識は、顕在意識が考えるのをやめてしまったあとも、答えが見つかるまで、いつまででも探し続ける。
答えが出るはずのない質問をしていたのでは、潜在意識は疲労困憊してしまう。
希望は(厳選したうえで)試してみること。
たとえ失敗でも、とことん努力した結果が「ダメだった」という事実が明白になること自体が大きな収穫なのだ。
失敗という事実は、潜在意識の資源を「やっていれば、成功していたかもしれない」という甘い幻想に、浪費することを避けることができる。
優柔不断が非難されるのは、潜在意識という資源を浪費するからである。
【92頁】
5 潜在意識の世界は、顕在意識の世界と根本的に異なっている。
①潜在意識の世界には、時間というものがなく「今この瞬間」しかない。
過去とは今の瞬間に存在する出来事の主観的意味である。未来も存在するのは今この瞬間である。
未来の出来事は、今の瞬間にふさわしいものが、引き寄せられ、近づいてくる。
②潜在意識には「ないもの」が理解できない。どういう状況でもないものはない。しかし、どんな状況にあっても、何かしらできることはある。
「何ができない」ではなく、「何ならできるのか?」と考えてみること。
③過ぎたことを悔やんだり、先のことを心配したり、できないことをいくら思いついても、そこには何もない。
どんな状況にあっても、「今の瞬間にできること」だけを考えて、それを実行すること。
過ぎたことを悔やむのでも恨むのでもない 先のことを心配するのでもない。「今この瞬間に」に焦点を当てる。
できないことや足りないものに心を砕くのではなく、どんなに小さいことでも「できること」を考え、それを実行する。
残念な結果に終わるとしても、それは潜在意識が最大の力を発揮した最善の結果であることに疑いがない。
【112頁】
6 実績や経験に頼らない。
人脈、知識、経験にも、現状維持メカニズムが働いているので、目標の実現には足枷(あしかせ)になりうる。
潜在意識には、過去のものである実績というものを理解することはできないので、何の意味もない。
実績もなく根拠がないのに、今の自分の力に自信を持てるとしたら、それこそが本物の自信である。
結局は、今直ぐに、やるかやらないかだ。
最終問題:根拠のない自信の持ち方。どうしたらそのような自信を持つことができるのか。
【132頁】
7 足りないものひとつ。ハッタリ。
ハッタリが本物になるまで、目標を実現した(理想の)自分を演じる。
堂々と明るく楽しく振舞い続ける。
Fake it, until you make it!
登録日 : 2010年10月24日 15:05:10


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