…うーん。あんまり好きじゃないなぁ。倉阪氏ってホラー作家さんだったんですね。面白おかしいミステリだと思って借りたので、ちょっと残念でした。
どの物語も後味が悪くて、読み終えた後はすごく暗い気持ちになりました。読んでいる最中も、「私、何でこの本を読んでいるんだろう…。」と、ふと思ったり。人々の心の奥底にひっそりと潜む狂気が怖くて、そして気持ち悪かったです。でも最後の「ホームルーム・グッドバイ」で、他の物語たちがどんどんと繋がっていったのは面白かったです。が、その更に後のエピローグ。このオチは微妙だったかな。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2008年2月13日
- 読了日 : 2008年2月13日
- 本棚登録日 : 2008年2月13日
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