文章魔界道 (祥伝社文庫 く 11-2)

著者 :
  • 祥伝社 (2002年6月1日発売)
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本棚登録 : 64
感想 : 10
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これは…ミステリになるんでしょうか?そこのところは疑問ですが。戯曲の形式を採っていて、言葉遊びが中心となった作品です。

大文先生とミユキの遣り取りが面白かったです。大文先生、どれだけ合体したいんだ(笑)

文章中にはこれでもか、というほどの回文、同音異義文が出て来ます。日本語ってすごい、面白いと感じました。文豪と言われる人物だけでなく、現代の作家さんたちの名前もたくさん出て来たところも面白かったです。この作家さんってこんな人だったんだ、という発見もありましたし。でもこれ、(特に現代の作家さんたちですけど)ご本人さんに了解を取ってるのかしら…とか思ったり。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ミステリ
感想投稿日 : 2007年2月28日
読了日 : 2007年2月28日
本棚登録日 : 2007年2月28日

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