七つの会議

著者 :
  • 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版 (2012年11月1日発売)
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本棚登録 : 4737
感想 : 672
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『空飛ぶタイヤ』や『鉄の骨』と並んで、
この『七つの会議』においても、

池井戸潤が描く物語のストーリーには、
現代社会において多かれ少なかれ組織に縛られて
働いているかもしれない読者ひとりひとりに対して、

「本当の意味での正義とは何か?」

を心の底から訴えて考えさせる一貫性があって、
それがまた、池井戸潤が描く物語の魅力なんだと私は思います。

それと、
『七つの会議』の第三話以降にちょくちょく出てくる
「ドーナッツ」の話しは、読者にとっては、
ここでちょっとブレイクができて、これがまた良いです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 池井戸潤
感想投稿日 : 2013年1月14日
読了日 : 2013年1月9日
本棚登録日 : 2013年1月4日

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