『空飛ぶタイヤ』や『鉄の骨』と並んで、
この『七つの会議』においても、
池井戸潤が描く物語のストーリーには、
現代社会において多かれ少なかれ組織に縛られて
働いているかもしれない読者ひとりひとりに対して、
「本当の意味での正義とは何か?」
を心の底から訴えて考えさせる一貫性があって、
それがまた、池井戸潤が描く物語の魅力なんだと私は思います。
それと、
『七つの会議』の第三話以降にちょくちょく出てくる
「ドーナッツ」の話しは、読者にとっては、
ここでちょっとブレイクができて、これがまた良いです。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
池井戸潤
- 感想投稿日 : 2013年1月14日
- 読了日 : 2013年1月9日
- 本棚登録日 : 2013年1月4日
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