「上手いな」「流石だな」と思ってしまう。
現代の<闇>なところを、ちくちくとつついている。
読み始めると、とにかく登場人物たちの言動にイライラさせられる。
それが、延々続いて、ラストもなんだか救われない。
私は、タイトルの「死ねばいいのに」という言葉は嫌いだ。
TVなどで、お笑いタレントなどが気安く使っているもを
聞くだけでも不愉快になる。
ましてや、身近な人が使っていたりすると腹が立つ。
なので、大好きな京極先生の作品とはいえ読む予定はなかったのだが、
友達に借りて読むことに。
やはり、たやすくこんなことを言うべきではないと思うけれど
小説の内容としては、「なるほどね」と思わずにはいられない。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
京極夏彦
- 感想投稿日 : 2013年5月21日
- 読了日 : 2013年4月7日
- 本棚登録日 : 2013年2月26日
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