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2015年の流通の傾向を大まかに掴むことができ、また2016年のトレンド予測も興味深かった。
巻末のデータも参考になる。

阿川さんの、日常でちょっと考えたこととか些細な出来事の寄せ集め。そうそう。毎日は画期的に新しいことばかりではないんだよね。あとがきに納得。

短編集とは知らず、読み始めてビックリ。
15ページくらいの短いお話なんだけど、全部話の最後にはどんでん返しが待っている。
なるほど、そういう短編集なのか。と数話読んだ段階で気付き、そこからはオチを予想するのを楽しみながら読みすすめた。
たまーに自分の想像通りなのもあったけど、そうじゃないことも多く、あっという間に読み終えた。

不登校になった中学生の主人公が、日本に住むイギリス人の祖母の家で何ヶ月か過ごすお話。でも実はおばあちゃん、魔法だったの。ってね。

祖母が魔女と知りワクワクした主人公は、魔法の血をひいてるんだ！ということで超能力を身につけるため、コツコツと目の前のことを粘り強くがんばる。精神力を鍛えるために。その鍛え方がとても現実的で、ファンタジックな魔法じゃないところがいい。
お年頃なりの不安定さや、父母の人間らしさ、祖母のやさしさ、あたたかいお話だった。

人脈をつくるには、相手に貢献できる人間になる。
相手に貢献できる人間になるには、インプットを増やしアウトプットをし、魅力的な人になる。