貴族探偵 (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社 (2013年10月18日発売)
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本棚登録 : 2089
感想 : 193
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「こうもりはドラマ見る前に予習すべき!」という先人の助言に従い購入。
麻耶先生の作品は数年前かく語りきで壁に本を投げた経験から(いい意味で)警戒していたのだが、「こうもり」に関しては素直に納得できた。これは騙された。そしてドラマ見る前に読んだのも正解だった気がする。
感じの悪い探偵と感じの悪い依頼人のオンパレード感がいっそ小気味良い短編集だった。貴族探偵のロジックさえ飲み込んでしまえばサクサク読める。「ファンタジーだと思って、適度に突っ込みながら読むべし」とは言い得て妙。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2017年6月24日
読了日 : 2017年6月24日
本棚登録日 : 2017年6月24日

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