「こうもりはドラマ見る前に予習すべき!」という先人の助言に従い購入。
麻耶先生の作品は数年前かく語りきで壁に本を投げた経験から(いい意味で)警戒していたのだが、「こうもり」に関しては素直に納得できた。これは騙された。そしてドラマ見る前に読んだのも正解だった気がする。
感じの悪い探偵と感じの悪い依頼人のオンパレード感がいっそ小気味良い短編集だった。貴族探偵のロジックさえ飲み込んでしまえばサクサク読める。「ファンタジーだと思って、適度に突っ込みながら読むべし」とは言い得て妙。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2017年6月24日
- 読了日 : 2017年6月24日
- 本棚登録日 : 2017年6月24日
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