人を信じることは案外たやすい。
でも、信じきることは本当に難しい。
後悔しても時間を戻すことは出来ないし、取り返しのつかないこともたくさんある。
すべてが運命で決められているのだとしたら、抗った結果別の過酷な運命を引き寄せることになるのかもしれない。
それでも、何かをせずにはいられない。
省吾の性格からしても、傍観者でいられるはずもない。
でも、少しは成長してもいいのでは?と思ってしまう。
根本的なところは変わらなくても、経験値によって成長する部分がないとシリーズを追うごとに飽きてきてしまう。
何となくもったいない・・・と感じてしまった。
脇役ではあるけれど、鳥居のキャラがけっこう好きだ。
この作品でもなかなかかっこよく活躍していて、渋めなところも含めて楽しかった。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ミステリー
- 感想投稿日 : 2017年2月21日
- 読了日 : 2017年2月21日
- 本棚登録日 : 2017年2月21日
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