気鋭のノンフクション作家の新たな視点の「下山事件」が読めます。
あまり「下山事件」に関しては事前の知識がない状態で読みました。読んでみて判ったのですがこの作品、かなり後発なんですね。「下山事件」フリークには新しい発見はおそらくないと思います。というかこの作品作者の森さんがいかに苦労してこの事件と取り組んできたかについてトクトクと書かれています。
事件の真相に迫る新事実や読者の想像力を書き立てる記述もありません。
昭和史に残るこの未解決事件について「あなたはどう推理する」という
アプローチにもっていっていないところが新しいところかもしれません。
筆者も「なんだよこれ」と思いつつ一気に読んでしまいました。
アマゾンのレビューを見ると結構評判も良いみたいなのでこの作者の森さんの姿勢に共感している読者が多いんでしょうね。
アマゾンで色々調べてびっくりたのがなんとドラマもあったんですね。
ちょっと観てみたいですね~。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ノンフィクション
- 感想投稿日 : 2009年12月6日
- 読了日 : 2009年12月6日
- 本棚登録日 : 2009年12月6日
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