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レビュー by かっぱくんさん
まさかギャグだったとは!!
サクッと内容を説明すると
原始的ながらも自然と調和した暮らしを送っている原住民の星
そこにある稀少鉱物をなんとかガッツリ手に入れようとやってきた利益第一の地球人
外交派(科学者たち)と武闘派(傭兵たち)が
互いに牽制し合ってるその現場にやってきた主人公
ちなみにシガニー・ウィーバー扮する「(地球人)グレース」は
「文化交流と英語教育を行ったことがある」とのこと
まぁこんな感じ
前半
主人公が異種族に溶け込もうと必死になってるところはホントにおもしろかったし
映像もきれいで
まさに「ファンタジー」て感じだった
だけど
後半
「地球人に反撃する」あたりからツッコミどころ満載な雑な作りに
思うところだけでも
・伝説の勇者(?)になる過程が思いっ切り省略
・ヒロインが「神(?)は助けてはくれない」なんてことを言ってるのにも関わらず
結局は神(?)が助けちゃってる
・ヒロインが「AVATAR」を操作してる主人公を助けちゃった
(どうして助け方を知ってるの?)
・ラストではヒーローが神(?)の力で異種族に転移
などなど
でも一番のツッコミどころは
これってアメリカにおけるインディアンと白人の歴史の焼き直しじゃねぇ?
てこと
例えば
原始的ながらも自然と調和した暮らしを送っている原住民→インディアン
稀少鉱物をガッツリ手に入れたい地球人→インディアンの土地をガッツリ手に入れたい白人
文化交流と英語教育を行ったことがある地球人グレース→宣教師
なるほど
全然違和感ない
そういえば
映画の出てくる原住民の顔はどことなくインディアンみたいだし
生活や風習や衣装とか
後半の地球人に反撃するときに顔に施されてた戦の化粧なんかは
まさにインディアンそのもの
こんな映画をジェームズ・キャメロンて白人が作っちゃって
しかも最終的に原住民側を勝たせちゃった
これってギャグ以外の何物でもないよね?!
観終わってからよくよく考えてさらに笑えた
だってこの映画はアカデミー賞で9部門にノミネートされながらも
作品賞・監督賞なんかの主要部門は『ハート・ロッカー』に取られたんでしょ?!
この映画をノミネートした連中は
自分たちのご先祖様がインディアンにした仕打ちなんてのには全く思いもよらない訳だし
て言うか
もしこの映画を観てインディアンが連想できたら
その時点でノミネートはしねぇわな
そういう意味では『ハート・ロッカー』を推した連中は多少は想像力があったってことか
地球人が負けて原住民が勝っちゃうような映画に作品賞や監督賞は与えられないでしょ?!
そういう意味では『ハート・ロッカー』の受賞はアメリカ至上主義に通じるものがある
てな感じで
皮肉な内容と関連事項の場外乱闘的なおもしろさが味わえた作品だった
レビュー登録日 : 2011年11月13日
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