暗い。ラストに向けて一筋でも希望の光が見えるかと思いきや・・・ますます闇に落ちてゆく。
この暗さと、目を覆うようなシーンの多さに、見おわってすぐは、とにかくやるせない気持ちばかりが先にたって、かなり沈んだ。
けど次第に、監督がこの作品で叫びたかった思いというか怒りというか、何かじわじわと、フツフツと、私のお腹の辺りに静かに広がってきた感じ。
確かに・・・己の声に衝き動かされる野獣たち・・・哀しくて美しすぎるよ。
私の中の野性のカケラまでもが呼び覚まされる感触。
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カテゴリ:
韓国
- 感想投稿日 : 2010年2月13日
- 本棚登録日 : 2010年2月13日
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