大和燃ゆ 上 (角川文庫)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング) (2013年3月23日発売)
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本棚登録 : 41
感想 : 2
3

全2巻。
古代史。
蘇我入鹿と中大兄皇子の時代、
中国・唐による朝鮮半島侵攻と
それに対する日本の動き。

「こんな面白い古代史は読んだことがない」的な
帯の文句につられて読んでみる。
が。
ワクワクしたのは上巻の前半まで。

意図的なのか、違和感のある日本語のセリフ回しや、
メインで活躍してた登場人物がいつのまにか居なくなるとか、
物語として気になる部分が段々増えていって
あまり引き込まれなかった。

でも古代史読むと、
昔の日本はグローバルだったんだなあとつくづく思う。
王朝と大陸の間の歴史が、まだ遡れる時代だからか。

そしていつの時代も中国は中国で、
女は女だなあと思った。

なんだか三部作の完結編だったらしい。
とりあえず前二作も読んでみよう。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 歴史小説
感想投稿日 : 2013年4月1日
読了日 : 2013年4月1日
本棚登録日 : 2013年4月1日

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