雷電本紀 (小学館文庫)

著者 :
  • 小学館 (2005年6月7日発売)
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本棚登録 : 311
感想 : 35
3

全1巻。
個人的にちょっと雷電を調べる必要があって読んでみる。

それほど相撲に興味が無くても引き込まれる
迫力ある取り組みの描写はすごかった。

また、雷電が伝説的強さと優しさを兼ね備えた
魅力的な人物として描かれているのも好感。

ただ、個人的には小説としては....な感じだった。
雷電の話と思って読んでみると、
ずいぶん長く別の人物の描写にページを割いていて、
その人物と雷電の友情が軸に物語は進むのだけど、
時間も人物も行ったり来たりで混乱する。
著者が小説っぽい書き方を嫌っているようだったけど、
それにしても話が見えなく、
イマイチはっきりしない印象だった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 歴史小説
感想投稿日 : 2014年1月20日
読了日 : 2014年1月20日
本棚登録日 : 2014年1月20日

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