2014年12月29日
-
冷たい校舎の時は止まる (上) (講談社ノベルズ)
- 辻村深月
- 講談社 / 2004年6月8日発売
- Amazon.co.jp / 本
- 購入する
ストーリーは☆4つ、要らないのでは?と思う情報の多さに☆-1です。でもミステリーという分類である以上、隅まで読みますが。
終盤のホラー展開は一気に引き込まれてしまいました。文章が長いけど早く中下巻を読みたい!
2014年11月13日
-
ぼくのメジャースプーン (講談社文庫)
- 辻村深月
- 講談社 / 2009年4月15日発売
- Amazon.co.jp / 本
- 購入する
主人公の僕と一緒に罪と罰、そして復讐について考えた一冊。自分が疲れるほど他人を憎んだことがある私として、もっと早く読めばよかったと思った。読んで楽しい話では無いけれど(僕)の優しさと強さ、そして涙に救われた忘れられない本。
2014年10月30日
-
陸と千星~世界を配る少年と別荘の少女 (ファミ通文庫)
- 野村美月
- KADOKAWA/エンターブレイン / 2014年6月30日発売
- Amazon.co.jp / 本
- 購入する
全体的にあっさり。野村美月ファンなら買って損なし。
2014年10月8日
-
NO.6〔ナンバーシックス〕 beyond (YA! ENTERTAINMENT)
- あさのあつこ
- 講談社 / 2012年11月22日発売
- Amazon.co.jp / 本
- 購入する
NO.6崩壊後の後日譚です。
個人的な感想。ネズミも紫苑も互いを思い必要としているのに、再会はないのでしょうか…不安要素ばかり出てきました。
崩壊前のイヌカシのエピソードが浮いているというか、要らないような気がします。崩壊前後の対比?
2014年3月6日
-
輪るピングドラム 上
- 幾原邦彦
- 幻冬舎コミックス / 2011年7月4日発売
- Amazon.co.jp / 本
- 購入する
アニメ後半5話しか視聴できなかったけど魅力的な作品だったので本から入ることに。
上巻というのもあって話の流れがゆるやかなです。リンゴちゃんの奇行(苦笑)が目立ちます。ここからあのラストにつながると思うと早く続きが読みたくなります。
2014年2月27日
『ラブコメ今昔』が古き良き男女の恋愛、という感じで新鮮だった。
『軍事とオタクと彼』が一番好き。
2014年2月5日
-
塩の街 (角川文庫 あ 48-3)
- 有川浩
- 角川書店(角川グループパブリッシング) / 2010年1月23日発売
- Amazon.co.jp / 本
- 購入する
ラノベ発でありながらも有川節が効いている。終わりかけた世界の中で冴える現実と恋。ところどころの癖になる甘ったるさは今の有川さんに通じているかも。
2013年6月19日
-
十角館の殺人 (講談社文庫 あ 52-1)
- 綾辻行人
- 講談社 / 1991年9月1日発売
- Amazon.co.jp / 本
- 購入する
久しぶりのミステリー小説。
頭の中で二転三転する犯人がようやく定まったと思ったら、やられた!まんまとやられた!
まあ、推理といっても人物の性格から動機を考えることしかできませんが。
2013年4月14日
自衛隊員が身近にいるから「え、世の中で自衛隊ってこんな扱いなの!?」と何度もびっくりする羽目に。
でもこの本で多くの人が自衛隊を好きになってくれたらいいな。
有川さん自身の主観は小説にどれくらい入っているのかなぁ。
2013年2月19日
暖かくて、切なくて、心が澄むような静けさがあった。寺社の境内やまさに海の中にいるような静けさが。
好きな話です。
2013年2月16日
-
妖怪アパートの幽雅な人々 妖アパミニガイド (YA! ENTERTAINMENT)
- 香月日輪
- 講談社 / 2012年1月27日発売
- Amazon.co.jp / 本
- 購入する
本編では明かされなかった裏設定が盛り沢山!
ただ、漫画版の人物を載せられるとそれに固定されて残念です…
2012年10月29日
-
ダレン・シャン前史 クレプスリー伝説 4 運命の兄弟 (児童単行本)
- ダレン・シャン
- 小学館 / 2012年4月25日発売
- Amazon.co.jp / 本
- 購入する
全4冊のまとめ感想。
ダレン・シャン全12巻に劣らない壮大なストーリー。
読後こんなにも閉じるのを躊躇った本は初めて。
昔から大好きだったクレプスリーとさよならしたくなかった。もっとダレン・シャンの世界に浸っていたかった。
この物語と出会ってから7年、他のどの本よりも一番のドキドキワクワクをくれた。
誇り高く高潔なオレンジ色の髪のバンパイアのその後の運命を想って涙して、本を閉じた。
運命に翻弄されても、彼の人生は決して悲劇ではない。
死してなお、勝利の栄冠に輝かんことを。
2012年10月20日
父親が欠けた三男三女の家庭。家は喫茶店『星やどり』。
六人それぞれの父との思い出とこれからの未来。
これは六つで一つの物語だ。
2012年10月13日
普段恋愛ものは読まないけど、有川さんの本は大好き。
どのヒロインもとても魅力的。
「クジラの彼」が一番ドキドキした。
自衛隊三部作は未読。時間がある時じっくりと読みたい。
2012年7月2日
聴覚障害という壁と戦ってたくさん傷つけ合ってしまうけれど、二人の糸はしっかり繋がっていました。
両思いなのになかなか恋人にならなかった二人。物語のハッピーエンドに祝福し、彼らのこれからの幸せを願います。
2012年6月27日
人質たちが自分の過去の出来事を朗読しあう、という設定に強く惹かれました。大きな出来事ではなくても忘れられない記憶は私たちの誰もが持っていると思います。
何気ない日常に温かい光を当ててくれる、それが小川洋子さんの物語なのだと感じました。
私は「やまびこビスケット」、「死んだおばあさん」、「ハキリアリ」が好きです。
2012年6月6日
-
プシュケの涙 (メディアワークス文庫 し 3-1)
- 柴村仁
- アスキー・メディアワークス / 2010年2月25日発売
- Amazon.co.jp / 本
- 購入する
吉野彼方という少女の死をめぐる受験生・榎戸川と変人(イケメン)・由良の話。真相が明らかになるに連れて、由良の台詞や行動から目が離せなくなる。
後半は吉野彼方自身の話が彼女視点で描かれている。逃げられない現実、由良との交流、そして彼女の涙。彼女の日常が色を変えたとき、私たちは思い出す。吉野彼方はやがて命を落とすのだと。
高校生、特に受験生の心の脆さとみずみずしさが印象に残った。
2012年5月12日
-
ヒア・カムズ・ザ・サン
- 有川浩
- 新潮社 / 2011年11月22日発売
- Amazon.co.jp / 本
- 購入する
題のサンは「太陽」と「息子」の二つの意味かしら。スペルでは「太陽」だけど。
恋人とその父親のために奔走する将来の義理の息子の話。
前半にでてくる安藤編集長や週刊誌上がりの後輩長島が嫌な感じ。その印象が強くていい話で終わったのに気分が晴れなかった。
パラレルの方は話が単純な分、晴男の抱えていた痛みがまっすぐ伝わってきた。有川さんは人を描くのが本当に上手い。
2012年4月3日
正統派の児童ファンタジー。前作の青色勾玉よりも読みやすかった。
恋愛物にしても幼馴染という設定があってドキドキ感が無いし、ラストがあっさりしていて見せ場が分からない。
“封じられた剣の力に打ち勝つ”という結果よりもそこまでの過程が大事ということですかね。
勾玉三部作は世界観がとても好きなので、薄紅も読むと思います。
2012年2月23日