盲目の法師の語りという形式で物語が進んでいきます。柔らかい語り口で、本当に物語を聞いているような気分にさせてくれます。ひらがなを多く使っていることでそういう柔らかい雰囲気が上手く出ているような気がします。
信長の妹、お市の方の生涯を題材としています。戦国時代らしく起伏に富んだ人生で、飽きることなく、次はどうなるんだろうとわくわくしながら楽しく読むことが出来ます。
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- 感想投稿日 : 2007年2月28日
- 本棚登録日 : 2007年2月28日
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