フランスが舞台と思って本を開いたらいきなり裏切られました。舞台はアメリカ、それも西海岸でした。風変わりな登場人物たちがなぜかフォークナーを思い出させます。そこかしこに奥の深い文章がちりばめられています。主人公は無知ながら抜群の吸収力で堅実に成長していきます。ページ数の多さととっつきの悪さで読了するのが少し大変でした。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
外国のフィクション
- 感想投稿日 : 2011年7月1日
- 読了日 : 2008年7月8日
- 本棚登録日 : 2011年7月1日
みんなの感想をみる