レビュー by cafecafeoreoさん
脳科学の研究者である著者が、脳科学を中高校生に分かりやすく説明した講義録である。
・脳は機能が局在化している。
・脳は過剰進化していて、動物は脳をうまく使いこなせていない。
・その理由は体が脳の機能を決めているためである。
(指が4本しかなければ、脳も4本に対応したものになる)
・ゆえに脳と体は不可分である
・言葉が抽象的な物事(クオリアという覚醒感覚)を考えるツールであり、それが脳に影響を与え、「心」が生まれた。
・「見る」ということは不自然な行為である。なぜならば、本来三次元のものを網膜で二次元に写し、それを脳で三次元に再生させなければならないからだ。
・脳はゆっくりとあいまいに情報を蓄えている=記憶
・記憶はシナプスの結合力で決まる
・しかし脳のパーツだけを知っても、脳を知ったことにはならない。「部分」の単純な足し合わせが「全体」にはならない。
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・今自分が見ているものを「正しい」と信じこんではいけない。
・細部を見ていけば全てが分かる、という考え方は危険である。「世界は分けても分からない」と同じ考え。部分と全体の両方の視点をもつことが大切。
・西洋薬と漢方薬も同じ対比ができそう。
レビュー登録日 : 2012年01月07日
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