「ダーウィンが来た!」的な動物おもしろ知識本かと思ったら大間違い。
自分の子を“よく”残すという遺伝子レベルの話から、後半は人間の児童虐待の話へ。
どうしても感情論で考えられがちですが、生物学や文化人類学の観点から考えると、また違った見え方をします。
「母親スイッチ」なんてない、という指摘は、救われるお母さんも多いのではないでしょうか。
ただ研究結果をまとめただけではなく、最後にちょっと突飛な虐待解決策を提案しているのも面白いです。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
新書
- 感想投稿日 : 2013年4月29日
- 読了日 : 2013年4月29日
- 本棚登録日 : 2013年4月29日
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