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Chi va piano, va sano e va lontano
レビュー by castagnaさん
競技かるた「百人一首」をめぐる青春物語。
1巻は、小学生時代の綾瀬千早(あやせちはや)、綿谷新(わたやあらた)、真島太一(ましまたいいち)
百人一首が大好きでクィーンをめざしてみたいな~と思っていた私にはなんとも懐かしく、楽しいお話
姉の千歳はかわいくて、美少女コンテストなど出てモデルの道へ
その一方、自分に自信がなく、自分の夢をもてずいた千早が百人一首を通して自分の夢をみつける
「ちはやふる 神代も聞かず 竜田川 からくれなゐに 水くくるとは」
(訳)神代の昔にさえ聞いたことがない 竜田川に紅葉が舞い散り 深紅にくくり染めにするなどということは
「瀬を早(はや)み 岩にせかるる 滝川(たきがは)の
われても末(すゑ)に 逢はむとぞ思ふ」
これは『はいからさんが通る』の句
川の瀬の流れが速く、岩にせき止められた急流が2つに分かれ
る。しかしまた1つになるように、愛しいあの人と今は分かれて
も、いつかはきっと再会しようと思っている
「陸奥(みちのく)の しのぶもぢずり 誰(たれ)ゆゑに
乱れそめにし われならなくに」
これが私の一番好きな句
陸奥で織られる「しのぶもじずり」の摺り衣の模様のように、
乱れる私の心。いったい誰のせいでしょう。私のせいではないの
に(あなたのせいですよ)。
「ひさかたの 光のどけき 春の日に
静心(しづごころ)なく 花の散るらむ」
これは母の句
こんなに日の光がのどかに射している春の日に、なぜ桜の花は
落ち着かなげに散っているのだろうか。
わたしの百人一首好きは母の影響だったっけ。
レビュー登録日 : 2012年01月06日
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