スレーテッド手術で記憶をリセットされた少女カイラは新しい家庭にひきとられ、両親(デイビッドとサンドラ)と姉のエイミーと暮らし始める。
スレーテッドされた者は必ず腕にレボという測定機がつけられ、幸福度が測られ、一定の数値を下回ると、自らブラックアウト(失神)するようにできている。
カイラには、消されたであろう記憶の断片がフラッシュバックする。
自分は誰なのか、何のためにスレーテッドされたのか。
スレーテッドを行うローダーズの本当のねらいは何なのか。
いろいろな人との出会いによって、カイラは元の自分の姿を知るようになる。
そしてベンとの出合いが彼女をさらに強くし、行動的にする。
2045年のEU離脱後の英国が舞台というディストピア小説。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2017年6月12日
- 読了日 : 2017年6月12日
- 本棚登録日 : 2017年6月12日
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