伊坂ワールドでしょう。文体とか、登場人物の軽妙なやり取りは伊坂氏ならでは。
マクベスの描写を取り入れているけど、別にマクベスに倣っているわけではない。
王の周辺はいつまでも王を王たるものとして接するし、本人もマクベスのように善悪で苛まれたりしない。まあ、終盤で、自分が野球界の秩序を乱していることに疑念を抱き始めるが、最終的には「救済」という王の役割にまい進するし。
エンターテイメント性あるれるファンタジーですよ。
しかし、マクベスに対する理解・造詣とか、伊坂氏は読む者を試すようだよね。良くも悪くも・・・・・。
レビュー登録日 : 2012年01月17日
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