静かで澄んだ空気の中に、緊迫した空気を感じる、不思議な物語。
危なくて、なまめかしくて、美しい。
もうひとつの「六角形の小部屋」では、人の心のとりとめのなさを感じた。
きっと、誰の心の中にもカタリコベヤがあって、語りつくせない言葉たちが静かに封印されているのだろう。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小川洋子
- 感想投稿日 : 2013年5月11日
- 読了日 : 2013年5月11日
- 本棚登録日 : 2013年5月11日
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