事件記者テッサ 目撃の波紋 (ヴィレッジブックス F ク 6-2)

  • ヴィレッジブックス (2009年9月19日発売)
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感想 : 6
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残業帰り、夜更けのガソリンスタンド―少女殺害の事件現場に偶然居合わせた事件記者テッサ。
撃たれる直前の少女の姿、スペイン語の叫びが頭から離れず事件の調査を始める。
一方、未成年の人身売買組織を追うFBI覆面捜査官のジュリアンは殺された少女が組織にいたことを知り、記事にしないようにテッサに警告する。
仕事の邪魔をするジュリアンに反発を覚えながらも心乱されていくテッサ。
彼との距離が近づき事件の真相に迫るにつれ、ふたりにも危険が忍び寄る…
デンバーの新聞社を舞台に贈るシリーズ第2弾。

追ってる事件の内容が重くてサスペンス色が強いです。
あまりにも大掛かりで被害者も多くて、読んでてキツイ…
記者としての仕事・一般市民への啓蒙と、まだ捕らわれてる被害者救助・真相究明の両方とも大切で…迷うのもわかるわ…
それにしてもヒロインは無謀だけど!
テッサの仕事仲間の賑やかさが癒やし-
閨の話まで筒抜けなのはどうかと思うけど。
裏切り者の心変わりっぷりには目が点…自分がいちばんカワイイってことかな-
ヒロインもヒーローも過去のわだかまりがとけて良かったね-と。
署長の有能さ懐の深さが際立っていたと思います。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2015年8月27日
読了日 : 2015年8月26日
本棚登録日 : 2015年8月27日

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