佐藤優氏の本はいつもハッとさせられる。
しかし対談となると半分の部分しか納得できない。
それは対談相手の選択によるものだと思う。
佐藤優氏は国家を相手に戦った経歴がある。
そして国家のために働いていた重い思い経歴もある。
木暮太一氏以外の対談相手は、
何か現状の国家というものに対してシニカルなものの見方をしている。
論客ということで理論武装しているようでも、
根底には、生まれ育った環境から来るナイーブな感性が流れている。
またそれが人間というものなのだろう。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
世界
- 感想投稿日 : 2017年5月15日
- 読了日 : 2017年5月15日
- 本棚登録日 : 2017年3月29日
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